人々のこだわりの象徴であるブランド製品の数々
一般的にブランドと云われるのは、製品につけられた名前、または名前のついた製品そのもののことで、他の製品と区別された特徴を持つ価値の高い物を指す場合があります。またブランドと一口に言っても中には長い歴史で使われ続けた製品や特別なデザイナーによって作られた物が多く存在します。一つ例を出すとすれば、大方の方がご存知のバッグやスーツケースで有名なフランスのメーカーですが、創設は1854年と非常に長い歴史を誇っています。今はバッグの他にもスカーフ等の小物類も沢山売り出されていますね。バッグ等に使われているあの模様は、実はその当時、江戸時代の日本の文化に影響された創設者が「家紋」からヒントを得て生み出された模様だと云う事です。欧米では当時の日本の版画や着物、焼き物等の文化に興味を持たれて、陶芸家やデザイナーの作品のヒントに使われていたのでしょう。そのようなブランドの歴史や価値を知った上で製品を買うのと、ただやみくもに買うのとでは、そのものに対する扱いや思い入れも変わってくると思います。殆どが高価な物が多く簡単には購入出来ませんが、一つは自分へのご褒美、そしてこだわりとして持つのも良いのではと思います。